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39.DAMOND D


DIAMOND D.jpg
Hatred, Passion & Infidelity@DIAMOND D

1. Intro
2. Flowin'
3. MC Iz My Ambition
4. No Wonduh (The Projects)
5. Hiatus
6. J.D.'s Revenge
7. Painz & Strife
8. Can't Keep My Grands to Myself
9. 5 Fingas of Death
10. This One
11. Never
12. Cream N Sunshine
13. Gather Round
14. K.T.
15. On Stage
16. Epilogue

ダイアモンドDといえば、
どうしても、BEST KEPT SECRETや驚愕のクラシック「sally got a one track mind」を筆頭とした
1枚目、定番の名作(@飛葉)
「STUNTS,BLUNTS & HIP HOP」が頭に浮かぶし、
愕然とするほどのクラシックであることは認めざる得ない。
勿の論(@DABO)で、
おれ自身もクソすきなわけだが、
今日は、あえて2枚目。
1枚目には勝てんが、それでも十分いいわけよ。

たしか97年産。
俺的には、当然ののように
オンタイムでアルバムを焦り買いしたわけだが、
当時の感想としては、
まぁ悪くはない、って感じやった。

シングルカットされた 「Hiatus」もボチボチで、
アルバムのそのイメージやった。
同シングルのREMIX、feat.CRUのバージョンは
クソすきやったし、当時クラブでもよくかかってたが。

が、
最近、聞きなおして、
その渋さに愕然とした。
とくに中盤から終盤にかけての感じはマジでやべえ。

っていうか、このダイアモンドDが生み出すループ。
マジで単純に見えて、
相当こだわったところを抜いてきてる。
ドラムが結構似た感じなものが多いため、
単調に聞こえるかもしれんし、
現に当時の俺はそう思ってた。

が、やっぱいい。

音のよさもあるし、ラッパーのよさもある。
ドラムが似た感じというのも今聞くとそうでもないし、
なかなかしっかりとしたドラム。
上ネタやベース、サビの歌など
大人のHIPHOPかもしれんぞ、これは。
バカみたいにBPMが速い曲もなく、
まじの楽曲で勝負したタイプのアルバム。

話はちょっとそれるが、
ドラムについて、ちょっとかいとく。
DJ DOGG@MJPがはじき出すドラム。
マジで日本のTOPレベルと思う。
個人的に、相当好き。
7 SEAS~のドラムなんかはマジで圧巻。
ちなみにNNN feat DOGGの曲が
NNNのアルバムに準備されとるという噂もあるが、
この曲のドラムもマジでクソ渋い。
ってことで、早くもう一個を送ってくれ>ドッグ。

話を戻そう。
ダイモンドD。
っていうか、ダイアモンドDについて、少し書いとこう。
元はJazzy Jayの弟子。
っていうか、ジャジージェイといえば、
どうしても思い出すのが、ジジージャイ@メローイエロー。
気が付いたら、アズーロとかっていう渋い名前に変わってた。
白石祐一郎@FRONTってのもあるけど。軽くFAN。

話を戻して、ダイアモンドD。
もはや伝説、Ultimate Forceの一員。
「I'm Not Playing」はクラシック。
クソシンプルな打ち込み。
っていうか、いつの間にか、ダイアモンドDの「D」がなくなっとるな。
まぁこの辺はどうでもいい。
なんといっても、ダイアモンドといえば、DITC aka DIGGIN IN THE CREATS。
DIGという言葉をマジで世に広めた。

っていうか、このDITC。
面子がマジで半端ねえ。
SHOW BIZ&AG、OC、LORD FINESS、FAT JOE、BIG LにダイアモンドD。

話をアルバムに戻すが、
上記のDITCがSKILLを見せ付ける

「5 Fingas of Death」

はマジでクソすげえことになっとる。
ビッグL→ローフィネ→AG→ファットジョー→ダイアモンドD。
OCは意地の不参加だが、
まじで、クソ渋いことになっとる。
圧巻のPASS THE MIC。
仏陀ブランドの「3 FLY TONGUES OF THE DEATH」とか、
ニトロの「45 FINGAZ OF DEATH」とかは、
完全に、このタイトルを意識したものやろう。

あとは、ペテロックとかファイフが参加したPainz & Strifeとかもあったりする。
女性ボーカルが入る曲も数曲あるが、
決してチャラい匂いになることなく、
完全なる大人の世界感をだしとる。
フィーチャリング王(@田川のトボケ)ことサダトXが参加した「Never」なんかも、
サビは歌だったりするが、悪かろうはずがなく、
かなりしっくりいける。
余裕のファンクを見せる「Gather Round」や、
バスタがサビを吠える「THIS ONE」などもカッコいい。
「This one, right motherfuckin here!」@バス太。
タイトルまんまの最後の曲「Epilogue」を含め、
アルバムとして、よくデキとる。

たしかにガラッと雰囲気の変わる曲はないが、
完成度の高いHIPHOPアルバムであることは違いない。

最近、家でボケーッとしながら
かけ続けてたが、かなりいい調子。

97年産ってことで、
この頃のHIPHOPは結構甘く見られることもあるが、
そうでもないモノも多い。
ローカスなんかもこのごろのは熱い。

この辺を久々に聞いてみては。

今日はこんなもんで。

ピース。


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